- 平成7年7月から毎月第二土曜日の午後 7時30分から午後9時30分まで「言志録」の第一条から講読会を始めています。 一斎塾の活動で一番大切にし力を入れているものです。会の進め方は、まず佐藤一斎先生の肖像画に礼をした後、「佐藤一斎今ここに」(丸目狂之介作詞・作 曲:佐藤一斎の銅像除幕式で発表)を斉唱し講読会に入ります。一条読んでは、語句の説明や解説をして行きますが、その後はフリートーキングで各自思い思 いの話をしながら会は進められて行きます。
同じ文章を読んでも、それぞれが異なった環境で育ち生活をしているため、男女、年齢、職業などなど違った切り口で意見や考えが出されるので、参加者にはそれぞれがとても新鮮で明日への活力に繋がっています。
- 多くの方に多くの教養を身につけて欲しいとの願いから、佐藤一斎ばかりでなく岩村出身の下田歌子先生(日本の女子教育の先駆者:実践女 子学園創始者)や三好学先生(植物学者)などについての講演や、教養講座としてふさわしいテーマで年間6回をめどに実施しています。講師は岐阜女子大学 や実践女子大学などの先生を中心に幅広くお願いしています。恵那市まちづくり市民協会や東濃信用金庫などのご協力により今年度で4年目を迎えています。 今後もぜひ継続して行きたいと考えています。
- (過去の講座の一部を紹介します)
- 郷土の育んだ文化~下田歌子の短歌~・三好学の「授業日誌」を 読む
- 薬と健康・佐藤一斎の士道論
- 佐藤一斎「言志四録」から学ぶ家庭教育の在り方
- 読み聞かせで心のケアを~絵本「おじいちゃんとぼく~
- 日本と韓国の若者たち
- 郷土食の再発見~スローフードの見直しと食育~
- 和算を楽しむ~江戸時代の数学~